2024/09/26 11:43
石川県輪島に拠点を構える四十沢木材工芸さんの木地を使い、丸盆を製作しました。
丁寧に作られたこのお盆の木地たちは、2024年1月1日の能登半島地震にて壊滅的な被害を受けた輪島塗の職人に納品される予定でした。
震災により行き場を失った塗装前の商品たちが大量に並ぶ倉庫。
四十沢木材工芸さんは、そんな状況下でも新たな商品の製作に取り掛かるため、これらの在庫をすべて泣く泣く処分することを決意しました。
そのお話を知ったトトンは四十沢さんに連絡を取り、これらの木地を一部だけでも引き取らせていただくことに。
(今回のお盆以外にも、テーブルや衝立など、様々な生地を持ち帰りました。)
丸盆の形はそのままに、新たに塗装を施し、現代の暮らしに馴染む佇まいに仕上がりました。
今回のカラーは、「能登の里山里海」の雄大な自然をイメージした選色となっています。
また、丸盆の表面には石の肌目のようなザラザラ感をだした石目塗が施されています。質感の変化だけでなく、お盆の表面がザラザラになることで滑り止めの役割も果たしてくれます。
お茶や食事を配膳したり、小物のディスプレイなどインテリアとしてもご活用いただけます。
【サイズ】
直径 287mm / 厚さ 19mm
【価格】
小・ブルー ¥6,600
中・グリーン ¥7,500
※送料無料